研究内容

骨肉種の病態解明及び克服

癌は少数の癌幹細胞分画を含み維持されていることが明らかとなりつつあります。癌幹細胞をin vitroで作製するproject(induced cancer stem cell (iCSC) project)の一環として骨髄ストローマ細胞からの発癌を試みた結果、c-MYC過剰発現、Ink4a/Arf欠損により骨肉腫細胞(AX)を樹立しました。この細胞は野生型C57BL/6マウスに移植することにより骨形成を伴う致死的な腫瘍を形成します。さらに転移能も有し、極めてヒト骨肉腫の病態に近いマウスモデルと考えられます(図)。免疫系が正常なマウスに腫瘍形成する特徴を生かし、腫瘍細胞自身とそれを取り囲む微小環境、両者から骨肉腫の進展・転移に関わる分子機構及び、治療抵抗性に関わる分子機構の解明に取り組んでおります。

                   図1-1.jpg                 プレゼンテーション31.jpg